拝啓中の人へ
ここを身内の誰かが読む時、気付くときは訪れるのかなぁと思いながらこの文を書いています
ここは普段ガーガー呟いてるTwitterとは連携はしてるけど宣伝はしてないので、見る人もある程度限られるし、アクセスも微々たるものだし
まぁ見付けられたらそん時はラッキー、くらいのスタンスで
一番見付ける確率が高いのは夫氏なので、夫氏見付けたらデータとか自動で消えちゃう前になんかに印刷しておいておくれ
うっかり産後の肥立ちが悪かったとか出産の方法が悪かったとか交通事故でうっかりとかまぁ様々なうっかりで死んでしまってここ見付けちゃったんならごめんね
必要なことは全部携帯のメモに残してあるからそれに則ってやってくれたらいいと思う
ここまでが夫と我が子への前置き
こんな感じの気の抜けた文章が母ちゃんの文章です
これを読めているということはそこまで元気に育つことができたということでしょう、元気に育ってくれてありがとう
体調とメンタルが普段と違うし、ひょっとして…と妊娠検査薬の棒の表示を、2人でトイレで見守った時のことをよく覚えてます
発覚時はちょうどコロナが出てき始めたのがあったかくなって少し落ち着いた頃で、6月くらいかな
すぐにつわりがきて、2ヶ月半トドのように横になり
9月過ぎからなんとか復帰したと思ったらすぐ12月に退職して
今は年も明けてそろそろ臨月から生産期に入るね、と言っているところ
あなたはお父ちゃんの方もお母ちゃんの方もどちらからも初孫なのでどっちのおじいちゃんおばあちゃんはもちろんのこと
そしておじさんおばさんから見ても初甥なんで、あなたが産まれてくるのを、妊娠が発覚した時からずっと色んな人がとても楽しみにしてるよ
どちらもひいばあちゃんがおるからね、近い方は抱っこしてもらおうね
遠い方はコロナ落ち着いたら抱っこしてもらいに行くか来てもらうかしようね
お父ちゃんは胎動が出てきた頃から一喜一憂して、蹴ると大喜びしてます
34週入った辺りから、かかとや肘なんかで君が表をぐりぐりするのでそれを触って驚いたり喜んだり
名前を呼んでお腹を撫でたり話しかけたりしてくれてるよ
お腹にいるのもあと1ヶ月半、あなたがどんな風に育つのか、どんな子なのか楽しみにしています
願わくば病気も大きな怪我もなく、元気に育ってくれますように
敬具 臨月直近の母ちゃんより